<デトックス情報 Q&A>
Q1.
お米が重金属で汚染されていると聞きました。食べても大丈夫なのでしょうか。
A1.
重金属は、カドミウム、水銀、鉛などのように近代産業活動の中で盛んに使用されるようになった金属です。
重
金属は、基準を超えた摂取で毒性を示します。大気、土壌、水質等の環境汚染により、農作物や魚介類に蓄積し、それを食べた人間や動物に被害を与えてきまし
た。足尾銅山、別子銅山のなど煙害事件は日本の公害問題の原点といえます。また、神岡鉱山によるイタイイタイ病はチッソ水俣工場からの有機水銀による汚染
を招きました。
カドミウム汚染米
1968
年に日本の公害病第一号に認定されたイタイイタイ病は、岐阜県の神岡鉱山から神通川へ排出されたカドミウムで汚染された米を長年摂取した下流富山県の住民
に発生しました。さらに、全国の金属鉱山・製錬所周辺でカドミウム、ヒ素、銅など重金属による土壌・米汚染が多数発見されたため1970年農用地土壌汚染
防止法が制定され、土壌汚染防止対策が実施されました。その後、カドミ汚染米問題は沈静化していました。
カドミウム汚染米問題が再燃
お米に含まれるカドミウムの国際基準が厳しくなっています。それは、少量のカドミウムであっても有害性が判明してきたからです。国際基準は日本の安全基準1.0ppm
の1/5に強化されるのを受け、1997年に食糧庁が初めて全国産米のカドミウム調査を実施ました。その結果、カドミウム1.0ppmを超える汚染米が、
秋田県、新潟県、宮城県などで検出されています。さらに、食糧庁通達の流通基準0.4ppmを超える汚染米は、全国100ヵ所で検出されました。しかし、
産地は明らかにされませんでした。2000年の食糧庁調査でも、汚染米が秋田県、宮城県、福島県、長野県、富山県、福岡県などで検出されています。このよ
うにカドミウム汚染米の問題は未解決であるということが明らかとなりました。
国際基準は日本の5分の1に
国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同食品規格委員会(CODEX)は、米のカドミウム許容基準を0.2ppmとする案を提案しています。カドミウムの人体影響に関する世界的な医学的研究の進展により、低濃度で少量のカドミウムの摂取でも腎臓障害が発生することが分かったからです。ちなみに、現在の日本人のカドミウム摂取量は、国民全体の4%に腎臓障害を発生させると言われています。カドミウムは肝臓、腎臓に蓄積され、ある量を超えると腎臓障害や骨の異常を引き起こします。いわゆるイタイイタイ病はその典型です。また、カドミウムは国際がん研究機関のグループ2Aという「人に対する発ガン性の可能性が極めて高いレベルの発ガン物質」に指定されています。
今回の食糧庁調査で汚染米や準汚染米が検出された地域は、過去に鉱山や製錬所でカドミウム汚染され、土壌汚染対策地域に指定された地域周辺が大半です。
この理由は、土の入れ替えなどの抜本的な土壌復元対策が実施された地域は、当時1ppmを超える汚染米の産出農地のみであり、1ppm
以下の汚染米の産出農地は対症療法しか取られなかったためです。対症療法では、土壌中のカドミウム濃度が減少していません。2000年産米の食糧庁発表で
は、調査関係者の公表了解が得られた地域に限定して汚染米の産地が発表されていますが、国民の健康を考えた場合、公表拒否した市町村名と件数についても公
表すべきなのではないでしょうか。
国際食品規格委員会の安全基準の0.2ppm内のお米が供給されるためにも、まず、0.4ppm以上の汚染米の減反による作付け停止が実施されるべきです。
とはいうものの、対策には長い時間がかかることでしょう。日本の農地で取れる作物は汚染土壌で栽培されているという前提で、すでに食べてしまったもの、将来にわたり食べ続ける可能性のある汚染作物を乗り越えてゆけるような健康な身体づくりが大切だと考えられます。
その意味で、この分野のことに詳しい、信頼できる専門家にご相談されることお薦めいたします。
Q2.
各国と比べ、日本の重金属汚染はどの程度なのでしょうか。
A2.
水銀の汚染量で比べてみましょう。
正確なデーターがなかなか手に入りにくい状況ですが、日本人の毒素の蓄積はとても進んでいると考えられています。
最近、韓国の国立環境科学院が韓国小学生2000人の血中水銀濃度を測定しました。韓国児童の血液に含まれる水銀の濃度は2.42±1ppb/gでした。
同様の検査で、
日本6.6ppb、
米国0.34ppb、
ドイツ1.0ppb、
中国17.6ppb
と報告されています。
日本は、中国の1/3の水銀汚染レベルですが、
韓国の3倍、 ドイツの6倍、 米国の20倍の水銀汚染レベル
となっています。
各国の水銀の蓄積量から見る限り、日本の重金属の汚染状況は大変に深刻な状況と言えるでしょう。
このことからも、対策は一刻をあらそうものと考えられます。しかし、政府の対策には期待できない状況です。
あなたが、自分やあなたの家族のために何ができるかを、まず考えましょう。どんな小さなことでも結構ですから、今、すぐに、行動することが大切です。
<だから、デトックス!>
重
金属汚染では、カドミウム、鉛、水銀が特に問題です。その他に、ヒ素、アルミニウム、スズ、アンチモン、ビスマスなどの注意すべき元素があります。重金属
だけ見ても、かなりの数があることが分かります。さらに、殺虫剤や除草剤などの農薬、食品に含まれる香料・保存料・乳化剤・エステル類・着色料などの懸念
物質があります。
岩盤浴などで発汗を促し、汗と一緒に重金属等の毒素を排泄する方法もありますが、実はこの方法は効率が悪いのです。
尿や便と一緒に排泄する方が遥かに大量の毒素を追い出せます。
なぜなら、多くの毒素は内臓に蓄積されているのですから。
そこで、体に良い、マグネシウム、亜鉛、マンガン、クロム、鉄などの有用ミネラルを積極的に摂ることがお薦めです。また、よい水を十分に飲みましょう。さらに、肝臓に蓄積した毒素の排泄を促す「シリマリン」という成分が海外で使用されていますので、活用するのも良い方法でしょう。
食材では、小松菜がいいようですね。
細かく刻んで炒めたものを食べると、腸のヒダに潜んだ毒の排泄が促されるようです。
「シリマリン」のサプリメントは様々出ていますので、こちらでチェックできます。
また、デトックス用サプリメントとして注目されているものに、東大の研究チームによって作られた「ユーグレラ」というものがありますが、ドラッグストアなどでは市販されておらず、クリニック等の特別な店舗でしか購入できません。
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